こんにちは。しょぼいシリーズ第2弾(?)は「しょぼい喫茶店」のお話です。

「しょぼい起業で生きていく」のえらいてんちょうさん(えらてんさん)としょぼい喫茶店をやっているえもいてんちょうさん(池田達也さん)は知り合いです。
「しょぼい起業で生きていく」の方は、いわゆるビジネス書のような書き方の本ですが、「しょぼい喫茶店の本」はどう読んでも小説です。
しかも、多分えもいてんちょうさん(池田達也さん)のことを知らずに読んだら、フィクションだと思う方が多くいるのではないかと思います。

僕は働きたくなかった。
ただただ働きたくなかった。
理由はよくわからない。

からはじまり、相当に「えもい」内容が次々と続きます。
これほどまでに自分を克明に描いた池田さんはすごいなと私は思いました。

大学を卒業し、理由なく企業へ就職していく人はこれからますます減り、理由なく就職した結果働けなくてやめる人はこれからますます増える気がします。
そんな人に勇気を与えてくれるような1冊だと私は感じました。

そして、この本の冒頭の池田さんのような、自分に無理をしないで「嫌じゃないこと、楽しいこと、やりたいと思えること」で生きていくことを模索している人を温かく迎え、勇気づける場づくりが「ガンプラカフェ」でもできたらいいなと思っています。