PV-EXPOで展示している方と話をして再認識しましたが、自立して使用する独立型ソーラー発電機は、用途に応じてのカスタム品の注文が多いのです。
要はどんな機器をどう使うか(ex:24時間、1日1時間、週に1回程度など)によって、ソーラーパネルの出力、充電池の容量、インバーターの出力が決まってきます。
どこかに不足があれば、「動かせない」ということになりますし、余裕がありすぎても大きく重くなり価格も高くなるためもったいないことになります。
そもそもなんにでも使える独立型ソーラー発電機はないのです。

これは最近ご相談のあった例です。
例1)常に100Wを消費する機器を1日10時間ほど動かしたいという希望を頂いたが、家庭用の屋根に乗っているパネルよりもさらに大きなものが必要であり、充電池も相当の大規模(単純計算でも1kWh以上)なものが必要となるため、独立型ソーラー発電機では難しいのではとの回答をさせて頂いた。

例2)低消費電力(USB駆動で平均数十ミリA)で駆動する通信モジュール用の独立型ソーラー発電機のご相談を頂いた。設計してみると5Wのソーラーパネルと10Ah(12V)以下の充電池で成り立つことが分かった。小さくそして価格も低く(ケースやケーブルなど込みの部品代で1万円を切る価格)抑えられた発電機をご提供することができる見込み。

使用条件など具体的に分からないorうまく説明できなくても、ヒアリングで発電機の規模を検討することも可能ですので、「こんなことに使ってみたい」ということがありましたらぜひご相談頂きたいと思います。
お電話でもOKです。(090-8326-0201)