先日も出店時ソーラーパネルのごみ問題について質問がありましたが、現時点ですとそもそも捨てることに問題があるように思います。

ソーラーパネルについて、7、8年ほど前に学んだ際、「まだ住宅用ソーラーパネルが市場に出てそれほど時間が経っていないので実際の寿命は分からないが15年程度使っても性能の劣化は1、2割くらい」と教わりました(正直あまりよく覚えていないのですが)。

このたび久しぶりにネットで情報収集してみました。
すると、「法定耐用年数は17年」という情報が出てきました。これは、「機械設備や工場の建物など税法上定められているものを減価償却するための年数」のことで、ソーラーパネル自体の性能劣化による耐用年数とは意味が全く違います。「パネルの寿命は20年くらい」と思っている人の中には、ここを誤解している方がいるかもしれません。

一方で実績として、30年以上稼働している発電システムが出てきており、これからの稼働状況もたのしみです。(ソーラーパートナーズのHPより)
・佐倉ソーラーセンター(千葉県・京セラ製・1984年設置)
・シャープの壷阪寺(奈良県・シャープ製・1983年設置)

太陽光発電メリット・デメリットのウェブサイトによるとパネルの劣化率は、多結晶で2.3~2.8%/5年、単結晶で3.2~3.9%/5年とのことで、この数字は計算方法にもよりますが、私が教わった「15年程度使っても性能の劣化は1、2割くらい」とも一致します。

もし「パネルを捨てたい」という方がおりましたら、ぜひ有効活用したいと思いますので、みよしやまでご一報頂きたいと思います。
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