大阪へ「冷蔵庫を動かすための独立型ソーラー発電機」を送りました。

ところが、です。
冷蔵庫は動きませんでした。

(ここからはリモートでフォローさせて頂きました。)
状況を詳しく教えて頂くと、以下の通りでした。
「インバーターの電源を入れ、ファンの音がして8秒ほどで緑から赤に変わります。(赤:赤点滅、オーバー保護=過電力による停止)再度、行うと今度は3分間ほど緑のときもありました。」
どうも電動機が回るタイミングで、インバーターが落ちてしまっているようです。
しかも、常に落ちるというわけではなく、ぎりぎりNGという感じです。

一般的に電動機起動時の消費電力のピークは定格の5~10倍と言われています。
今回の電動機の定格電力は47Wでしたので、インバーターはこの数字を基に定格500W、瞬間最大550Wのものを選定しました。約12倍です。
しかし、冷蔵庫は動きませんでした。

仕方なく、インバーターを回収させて頂き、定格1000W、瞬間最大2000Wのものに交換して頂きました。
結果、無事冷蔵庫は動き出しました。

教訓:DC-ACインバーターで電動機を動かすときは、電動機の定格電力の15倍以上のものを用意し、できれば実稼働を確認する。

写真は今回導入して頂いた大阪府のMさんより送って頂きました。

結果として、
定格500W、瞬間最大550Wの正弦波出力のDC-ACインバーターが手元に残ってしまいましたので、バッテリーと直接接続するためのケーブルつきで、購入価格よりお安く提供いたします。
欲しい方はご連絡ください。(mail:info@miyoshiyah.com,phone:090-8326-0201)

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使わなくなった正弦波500Wのインバーター