みよしやでは、普段移動できる小型の独立型ソーラー発電機を完成品としてご紹介しています。
これは、電気の自給を目指す方ための入門キットとも言えるもので、実際にそういった目的でご使用頂いているケースも多くあります。
これらの発電機にはディープサイクルタイプの鉛二次電池を採用しています。
鉛電池は便利で安価ですが、「もう少し安全で環境によいバッテリーはないか?」とご要望を頂くこともあります。

そんな状況の中、
今回ご紹介したいのは、aquion energy社が発表、発売を始めているバッテリーです。
簡単にいうと「塩水でできたバッテリー」です。
ホームページの説明によれば、「重金属、有毒な化学製品を含まず、不燃性で非爆発性です」とあります。
確かに硫酸などを含んでいませんし、塩水が主成分ですから爆発発火する危険は極めて低いでしょう。
しかも3000サイクルが保証されており、鉛電池よりも10倍程度長期で使えそうです。

弱点もあります。
ひとつは大きく重いこと。エネルギー密度の関係で同一容量で比較するとどうしても大きく重くなってしまいます。
ですが、これは家庭用(据え置き)として使う分にはスペースさえあればなんとかなりそうです。
もうひとつは長野県など寒冷地で使う際には、低温特性が悪いことです。
解決手段は余裕を持った容量を準備することでしょう。

価格は鉛以上リチウム以下といった感じです。

詳細をお知りになりたい方は、みよしやまでご連絡ください。
aquion energy構造