昨日は運転免許証の更新に行ってきました。
新型コロナの影響もあり、人の流れの管理、人と人との距離の確保、などが徹底されてなんだか面白かったです。
久しぶりに行ってみて、運転免許の更新は、IT化、自動化が遅れているなあと実感しました。

さて本題です。
例に漏れず、ここの建物の入り口にも消毒液が置いてありました。
流れ作業のように皆で「シュッシュッ」していましたが、あれっていいことなんでしょうか?
私はなんだか不思議に思ってしまいます。

大阪府にあります「かねしろクリニック」のWEBサイトには以下のように書かれています。
人間は皮脂を出して皮膚を保護、保湿していますが、更に皮膚常在菌の作用で弱酸性にして2重のバリアで病原体から守っています。
しかし石鹸、アルコールを使うと、この2重のバリアが剥がれてしまって病原体に弱い状態になってしまい、使い過ぎる事で手が荒れ、逆に病原体の温床になる可能性があります。
皮脂は水をはじきますし、病原体の数を感染しない程度に減らすだけで良いですので、通常は水洗いだけで十分で、石鹸やアルコールは明らかに汚染された物を触った時だけで構いません。」

私は自分の体は本当によくできていてありがたいな、と思っています。
生きていく仕組みが、いろいろと自律的に働いていてくれるからです。

店先などでの頻繁なアルコール消毒がいいことか、悪いことは専門家でない私は言えませんが、
少なくとも「皆がやってるから」「テレビで言ってるから」みたいな理由でなく、自分で判断しないとな~と思っています。

消毒してむしろ自分の体が危険な状態になっても仕方ないですしね。