いいことを仕事にするならば、きっと協力してくれる人も多いはず。
みよしや/非電化工房松本支部でも適宜活用できれば、そんな思いでクラウドファンデングセミナーに参加してきました。

クラウドとは最近はやりのコンピュータなどの利用形態(Cloud)のことではなく、群衆(crowd)のことだそうです。ちなみにファンデング(funding)は資金調達のことです。

まずは一般の事業にも多くクラウドファンディングが使われていることが分かり、勇気づけられました。

そして次に分かったことは、クラウドファンディングをやるためにはサービスを提供している会社の審査があり、審査を通るためにはその会社との「信頼と共感」が必要だということ。
審査を通過すれば、サービス提供会社の方がバックアップしてくれます。どんな情報を載せたらよいか、どんな説明のしかたが適切かなど多岐にわたり経験をもとにアドバイスをもらえます。
これを聞くと、17%ほどの手数料もそれほど高くないかなという感じもします。

さて、成功のカギはなんなのでしょう。
一般的に期限付きのタイプの方が目標金額を達成しやすいようですが、その代わり目標金額に達しない場合は一銭も調達できません。

道の駅南アルプスむらのレストラン野のものの吉田さんから事例発表があり、これを聞いて私が思ったのはクラウドファンディングを始める前から結果はある程度予測できるのではないかということです。
野のものの例で支援してくれた主な人は、吉田さんを以前より応援してきてくれた友人や知り合いだったというのです。
勿論、事前に「今度クラウドファンディングやるから宜しくお願いします。」と出来うる範囲で声がけもしておいたそうです。
多くの人に自分のことや自分のやっていることを知って頂くのは大事なんだな、これからもコツコツやっていこう、と思った次第です。

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