先日うれしいお便りを松本少年刑務所からいただきました。
9/2に同刑務所内において、就労支援指導ということで「個人事業という生き方」というタイトルで話をさせて頂きましたが、お便りはそのときに被収容者の方が感じた感想をまとめたものでした。
そのとき、こちらから話をさせて頂いた内容は、自分はどんな子供だったか、会社員として仕事をしているときの思い、会社員をやめるきっかけ、今の仕事の内容、仕事づくりについてなどでした。
これに対する感想を頂いたのですが、その一部を抜粋してご紹介させて頂きます。
・人のつながりを大切にし、新しいことに挑戦し、死ぬときに人一倍いろいろな経験をしてきたと思える生き方をしたい。
・判断し行動できる人間という言葉が印象に残った。
・これまでの常識を疑うという言葉は印象に残った。
・出所後、自分が何をやりたいのか、今の生活の中でしっかり考えようと思う。(中略)まずは自分には何ができるのか考えることから始めたい。一人ひとりできることは違うという言葉には勇気をもらえた。
話を準備する段階で、刑務所の教育担当の方とじっくりお話をして、こちらで伝えたいことがどうすれば誤解が少なく伝わるかなどについても手探りで検討しながら当日を迎えたわけですが、思った以上に、伝わったことが分かり大変うれしく思っています。