最近ラジオに玉置妙憂さんという方が出演しており、気になりましたので本を借りてみました。
タイトルは「まずは、あなたのコップを満たしましょう」。

看護師僧侶の肩書きを持つこの方の本の内容ですが、介護をする際の心の持ちようとか、夫を自宅でみとったときの体験談、死に対する考え方など多岐にわたっています。
多くは日常をどう過ごすかという視点で書かれていて、とても読みやすい本でした。

私の心に留まった2点を紹介します。

「あなたの選んだ道こそが、なにより美しい花道となるでしょう」
人生を他人任せにしてはなりません。
人生の舵取りは、いかなるときも自分自身でおこなうべきです。
それこそが、幸せを得るための正しい手段。
とあります。
たしかに。そうでないと死ぬときに自分で納得いかないものになるでしょう。そんな最後はいやです。

「夢なんて、どんどん前倒しにすればいいんです」
(将来の不安を憂いて)マイナスの感情に引きずられてしまうくらいなら、「これからやりたいこと」を書き出して、着実に実行していきましょう。
(中略)将来の夢なんて、どんどん前倒しにしていいのですよ。
とあります。
これまた、確かに。できない理由を挙げてやらないうちに死んでしまったら、なんてことはいやです。

自分のことは自分で決める。
やりたいことはどんどんやる。

当たり前のことをあらためて心に留めることができた本でした。