先月のお話ですが、使用電力の調査のご依頼があり下伊那まで行ってきました。
冬の電気代が高いということで、どこに電気を使っているのか調べさせていただきました。
詳細はプライベートな情報ですのでご紹介できませんが、一部のみご紹介させて頂きます。
一番使っていたのは、長野県内なら「やはり」というわけで、凍結防止帯でした。
最近は高性能なセンサー付きのものもあるようで、手間と費用がかかりますが交換してみる価値があるかもしれません。
消費電力が減ることにより、やり方によってはひと冬で交換費用の元が取れる可能性もあります。
こちらのお宅では、一部に凍結防止帯を巻くことができず凍ってしまうことがあるとのことでした。
あと意外と意識せずに使用しているのがトイレのブロア(表の中で換気扇とありますが正確にはブロアです)で、
こちらは低消費電力ではあるのですが、24時間動いているためトータルの電力量としては無視できないくらいになります。
ご家庭の消費電力を減らすことは、一軒一軒では小さな節約なのですが、まとめれば発電所のタービン1基分以上になる可能性があります。
つまり、みなさんで節電すれば発電所を建てたのと同じ効果が得られるというわけで、
このような考え方を「ネガワット」とか「節電所」とか呼んでいます。
長野県では、冬が電気代の上がる季節です。
ご家庭の使用電力について、調べてみたいという方はみよしや/非電化工房松本支部までご一報ください。