「お金やエネルギーへの依存体質に気づき、依存しすぎない生活を愉しむ」ことがみよしやのテーマの一つなのですが、このたび家1軒分の電気エネルギーを自給する独立型(オフグリッド)ソーラー発電システムについて設計、製作の面でお手伝いさせて頂くことになりました。
場所は伊那市、完成は10月頃を予定しています。

3.11東日本大震災以降、原発に頼らない、つまり原発で作られた電気を供給しているおよびその可能性のある電力会社からは電気を買わずに暮らしたい、という方が増えました。
現実的には、システムの設置費用やランニングコストの面で難しいことが多く、電気の自給を100%するということが現段階では難しいことが多いため、みよしやではまずは小さく始めてみることをおすすめすることが多いです。

そのような中、今回のお宅で実施することになった主な理由は以下のとおりです。
・電気エネルギー自給への思いが強い。
・元々の日々の使用電力量が少ない。(ご家族3人暮らし。電気は主に小型冷蔵庫と照明に使っているそうです。)
・バッテリーに貯めた電気がなくなったら、「そのときはそのとき」の楽しみに似た(?)覚悟がある。
数ヶ月の検討や話し合いなどを経て導入決定に至りました。

写真は、今回のお宅で使うことになる定格1500Wの正弦波出力タイプのDC/ACインバーター。
あまりの大きさと重さにびっくりしています。
バッテリー電圧が下がってしまったいざというときには、商用電源に切り替えられるスグレモノです。

大規模なシステムということもあり、駒ヶ根市のネクストエナジー・アンド・リソース株式会社のご協力も頂きながら進行中です。

img_2991