2/11下條村での「鶏と麦の宴」の参加報告の続編(2/3)です。
参加グループは確か9グループで、近隣の飯田市、阿智村、中川村からや、我々含め松本方面から2組、そのほかに愛知県からの参加もありました。
子供を連れて参加したグループが多かったです。
鶏が普段過ごす環境や餌の話のあと、早速各グループの代表者が本日の主役の鶏を捕まえることになりました。
逃げ回る鶏を捕まえる人の心境はどんなものだったでしょうか。私はその様子をなんとも言えないドキドキした気持ちで見ていました。
捕まえるとすぐに、鶏をしめる準備にかかりました。詳細は割愛しますがやり方を説明して頂き、各グループごととりかかりました。
「ごめんなさいというより、ありがとうという気持ちで」というアドバイスが絹田さんからありました。
私たちのグループでは私が鶏をしめましたが、とにかくなるべく苦しまないようにという思いでさせて頂きました。

そのあとは、ビニールハウスの中で鈴木シェフからとりのさばき方について詳しく説明して頂きました。
子供たちは最前列でとても真剣な眼差しでその様子を見聞きしていました。
目を背けたり、どこかへ行ってしまったりという子がいてもおかしくない状況と想像できますが、
実際には子供たちにとってとても興味深いシーン・内容だったようです。
私自身は、数日間なんとなく胸が苦しかった状況から、このとき抜け出た感じがしました。
命ある鶏が、頂く肉へと変わったのだと心で感じたのでしょうか。
(写真には人によって残酷に感じるものがあるかもしれせんが、ご了承の上ご覧下さい。)
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