富山県美術館で開催している富野由悠季展に行ってきました。

膨大な展示資料でした。美術館としては90分を目安に観てほしいとのことでしたが、とても無理な量でした。
個人的には、いろいろなメカのデザインが一番気になりましたが、監督としての仕事の紹介ということで各作品の製作意図やストーリーなどもひと通り読んできました。

私個人としては、天才で、エネルギッシュで、へそが曲がっていて、つかみどころがない富野監督について、少しだけ理解が進んだ、そんな展示でした。

特に、父が第二次大戦時に研究していた潜水服「→与圧服の間違いでした」の写真に関心を持つところから、リアルな宇宙旅行やSFについての興味に発展していくあたりはなるほどと思いました。
与圧服の写真を見た原体験からこれまでの富野氏の人生があるかと思うと、人は興味を持ったものから一生は離れられないのかも、と思ってしまいます。

ガンダム以前の仕事をよく知りませんでしたが、最初は鉄腕アトムをやっていたそうです。
大学時代には8ミリを撮っていたりといったこともすべて今の仕事につながっているんだとわかりました。
更に大学時代には学生で作る団体の書記長をやっていたり、核廃絶のポスターを描いたりといったことも同じく然りと思いました。

私自身は、そうやって(?)作られたガンダムやガンプラが原体験の一部になってしまったわけで、これはもう自然と今にまで続いてしまうわけです。
モノづくりが好きなのも、大工だった父の影響でしょう。

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展示の潜水服を描いてみました。