王蟲の製作が終わってひと区切りつきましたので、ここで延び延びにしていた塗装ブースの製作に着手することにしました。
塗装ブースとは「塗装を行う為に仕切られた領域、室を言います。 塗装面にホコリ等を付着させず、また周囲に塗料を飛散させないことが目的です。」(株式会社ケミコートWEBサイトより)のことです。

模型用の塗装ブースにはいくつもの市販品がありますが、買えばそれなりに高価です。
もっとも価格は排気ファンのコストが大きな割合をしめているようで、高価でも仕方ないかなと思える商品もあります。

この塗装ブースの肝となるファンですが、私の場合は実家に置き去りになっていたトイレなどで使用する換気扇がありましたので、これを利用することにしました。
塗装ブースの構造はシンプルですので製作にはそれほど時間はかからないでしょう。

前編と題してみましたが、まずは3時間ほどかけてブース本体(=箱)を組んでみました。
市販の「互換ブース」という塗装ブースが45cm立方体でしたので、これを参考に同じ寸法で作りました。
材料は9ミリ厚のベニヤ板。

上板にファンを取り付けますが、ここはメンテナンス用に取り外せるようにする計画です。
前面上部には構造材を兼ねて、吹き返し防止の板を取り付けてみました。
「吹き返し」とはブース内で塗装した際に、ブース内部に発生する風の影響でブースの外側へ塗料(を含む気流)が出てきてしまう現象です。

参考:キュウカンチョウが塗装ブースになる日
https://miyoshiyah.com/gunpla_cafe-16/

※自作ネタについては、今後「つくるカフェ」(tsukuru_cafe)でくくっていこうと思いますので宜しくお願いします。