先日、松本市のお隣、青木村からお客様がいらっしゃいました。

野菜などを置く無人のマルシェの照明用に独立型ソーラー発電機を使いたい、ということでお話をお聞きしながら製作させて頂きました。

マルシェの目的は「野菜を売る」ことではなくて、非電化的に言えば「お金に頼らなくても暮らしていくことができる」ことを表現したいそうで、照明はどうもその表現手段の一部のようです。
現代は実際にはお金は多かれ少なかれ必要なのですが(この方の表現を借りれば「だと思って皆が暮らしている」)、いずれお金に頼らない社会にしていくため、あるいは「お金に頼らなくてもOK」を気づいてもらうための小さな一歩らしいのです。
この方は語ります。「エネルギー問題が無くなれば、そういう社会に近づく」と。
ちょっと面白い話です。

私はこの話を聞いて、「確かにエネルギー問題は大事。でもそれだけではなくて人間関係もよくないと愉しく生きていけないな~」と思いました。

今年中にはぜひこのマルシェを実際に見てみたいと思っています。