「いずれ・・・」とは思っていましたが、昨日松本保健所管内から新型コロナウィルス感染者の確認がされました。
「管内のどの地域か」といった具体性がない情報は、かえってとるべき行動に判断ができず困惑するばかりです。
なんのため、誰のための発表だったのかよく分かりませんが、県民に役立つ今後の情報発信に期待します。
(昨日の記者会見のとき、高校の同級生も映っていました。お体を大事にしつつ正念場での健闘をお祈りいたします。)

一方政府の方針はニュースによると、「患者数が大幅に増えた地域では、重症者向けの医療体制を確保するため、症状が軽い人には自宅療養を求める」だそうで、検査数が韓国などとも比べても圧倒的に少ない様子からも感染者の数をなるべくカウントしたくないのかな、と思われても仕方ない方針です。
「クラスター」といった言葉を使い始めましたが、療養者がいる家庭に新たなクラスターを増やす可能性が非常に高いこのやり方ではうまくいかないだろうと、素人の私は思ってしまいます。

2011年の原発事故のときと同様、経済活動のためにカウントしたくないものはカウントしない、見せたくないものはなるべく報道しない、といった姿勢が今回も見える気がします。

さて、一番大事なことは県や政府を批判することではなく、自分や家族の身や生活を守ることです。
公的な情報だけに頼ったり縛られたりすることなく、自分自身で情報を集めて判断し行動することが必要ですし、私自身もそうしていくつもりです。

こういうときは訳の分からない情報も出ますので、情報に対する評価の眼も必要でしょう。

個人的にはウチは受験生がおりますので、無事に試験を受けられるかが、まさにこれから2週間の重要課題です。