1か月ほど試験を行っていましたが、ソーラーパネル20W、リチウムイオンバッテリーの容量144Whの小さな独立型ソーラー発電機を来週ごろリリースしたいと思います。
時間がかかっていたのは、家の中からの窓越しの発電についての特性を確認していたためです。
日光の当たる時間の短さと網戸による影響はあるものの、それにしても充電量が少ないと感じて動作を確認していました。
その結果、ひとつ分かったことがありました。
このソーラーパネルには、USBの充電端子が付いているのですが、どうもこの部分の充電回路で消費している電力が影響しているようなのです。
どういうことかというと、日陰や曇りのときなど発電量が少ない場合はUSBの充電回路（＝電源回路）で少ない発電電力の多くを使ってしまい、バッテリー側へほとんど供給されていないのでは、という懸念が出てきたのです。なぜ気づいたかというと、薄暗いときのソーラーパネルの電圧が5.0V（=USBの電圧）のときが多かったからです。
そこで、20Wの出力は同じで、USBの端子を備えていないソーラーパネルに交換して昨日より試験をスタートしました。
今朝は曇っていましたが、パネルの電圧は13V余りできちんと充電をしていました。
このパネルで問題なければ、来週には小さなソーラー発電機をリリースできそうです。
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