建国記念日、下伊那は下條村で開催されました「鶏と麦の宴」と称されたイベントに参加してきました。
実は、鶏さんを当日しめるということで、3日くらい前からそのことが頭から離れませんでした。
でも普段からお肉を頂いているわけですから、そのありがたみをぜひ実感したいという思いもあり参加を決意し行ってまいりました。
余談ですが、そんな私の気持ちが車の運転に表れたのか、道中は赤信号で止まってばかりでした。
このイベントについてはとても素晴らしかったので、何回かに分けてブログをアップしたいと思います。
さて、会場の絹田農園さんは、近くに人家のない、南アルプスがよく見える眺めのよい場所にありました。
鶏は鶏舎内に放し飼いでおりました。
おんどりも10羽に1羽ほどの割合でいるようで、これは有精卵にするのためでなく、めんどりのメンタリティーと関係しているとのことでした。
オスがいたほうが落ち着いて日々を過ごせるということでした。
鶏舎に行って最初に驚いたのは、特有の匂いがしないことで、これは地面に撒かれた広葉樹のチップ等の作用などで糞が分解されているおかげだとのことでした。
(すみません、詳細少し違うかもしれません。)
餌はすべて遺伝子組み換えの心配のない国内のものが材料とのことでした。
しかも醤油のしぼりかす、牡蠣のから、鰹節、小麦、おから、柿の皮、草などなど多岐にわたっており、そのすべてが材料段階までトレーサビリティーがしっかりしているものを使用しているというお話でした。
餌にここまで配慮しているところは、はっきり確認できる範囲では国内に3箇所しかないそうで、本来当たり前にやりたいことをする難しさと大変さと絹田さんの凄さを感じました。