「独立型ソーラー発電はいきなり大きなものでなく、まず小さなものでお試しを」といつもお話しています。
お試しの際に、いろいろ遊んでみたいという方には、多機能のチャージコントローラーがおすすめです。

写真のチャージコントローラーは、当方でよく使用するものですが、とても多機能で発電の状況をみるのに非常に便利です。
例えば、
・発電電圧表示:ソーラーパネルで発生している電圧を表示できる
・バッテリー電圧表示:バッテリーの電圧を表示できる
・充電電流表示:充電している電流値を表示できる
・充電状態表示:バルク、フロート、均等化の充電状態を表示できる
・LOAD電流表示:負荷(LOAD端子)の電流値を表示できる
・過放電電圧設定:過放電を検出して、負荷(LOAD端子)への電力供給をカットする電圧を設定できる
・LOADのモード設定:LOADからの電力供給を、オンデマンド、タイマー、常時ONなど好みのモードに設定できる
・総充電電力量表示:チャージコントローラーの電源ONからの総充電電力量を表示できる
・総使用電力量表示:チャージコントローラーの電源ONからのLOAD端子からの総使用電力量を表示できる
などといったものです。

こういった機能があると、パネルの向きや置き場所を変えて発電電力(電圧、電流)の変化をみたり、いろいろな負荷をつないで電流値を測ってみたりと、電気が少しわかる人であればいろいろと楽しみながら試し、学ぶことができます。

写真の表示は多分”Lt05(エルティーゼロゴ)”と読むのかなと思いますが、意味は「日没から5時間だけLOAD端子からの電力供給をONにする」です。
わが家の庭を照らす外灯の現在の設定です。