今年の3月頃実家の石油ファンヒーターの火が点かなくなり、少しの間寒い思いをしながら過ごしました。
実家にはこれを含めて3台の石油ファンヒーターがありますが、2台は火がつかない、残り1台は着火の1回目をかなりの確率で失敗して臭い煙がでるといった具合でしたので、
冬を前に「いよいよなんとかしなくてならない」と決意して、捨てることになってもよいので自分で直せないかやってみることにしました。
インターネットで調べると、動画などで修理の手順などが多く載っており、「自分にもできるかも」と思いました。
まず1台目は10年使わずに火がつかなくなったコロナ製をチャレンジしてみました。
症状は「チチチチ」という音はするが火花が飛ばず着火しない、というものでした。
まず火花が飛ぶはずの燃焼室(?)を目視で確認してみることにしました。
ばらしていくとファンヒーターの中はゴミだらけ。
ブロアーで吹き飛ばしながら少しずつねじを外していきました。
ところが、いくらねじをはずしても燃焼室を直接覗くことができません。
とうとう写真のような状態まで分解するはめになりました。元にもどせるか少し不安になりました。
(外したねじはどこのねじかメモせずにばらして失敗でした。)
さて覗いてみたら・・・、「チチチチ」と火花が飛ぶ場所に綿ゴミが付いてついていました!
これを除去すれば火が点きそうです。まずはこのごみをピンセットで取り除きました。
ネットでは火花が飛ぶ部分などをきれいにやすりがけしていましたが、手が届きにくいということもありほとんどやすりがけはできませんでした。
途中まで組み立てなおしたところで、火が点くか確認してみました。
見事に着火!1時間ほど運転試験もしましたが異常がなかったため修理完了としました。
少し自信がつきましたので、残り2台も今月中にチャレンジしてみようと思います。
※火を使う電気機器です。ご自身で行う場合は火災など安全管理に配慮してください。作業時は感電事故を防ぐため必ずコンセントを抜いてください。