伊那の母の実家へねぎの出荷の手伝いに行ってきました。

およそ10日ぶりに行くと、私のやる作業が変わっていました。

今までは、出荷できる段階までねぎを皮をむいていました。
加えて、根も切っていました。
根本付近の皮が残りやすく、全体に残さず綺麗に剥くのに苦労していました。
ここが時間のかかる作業なのです。

昨日は「最後の皮は適当に、綺麗に剥かなくていいからね。」と言われました。
「適当に」はそれなりに難しいのですが、とにかく綺麗に剥く必要がなく、しかも根も切らなくてよいということで、ねぎ1本あたりにかかる時間は以前の6割程度に縮まりました。

その理由は「機械化」です。
1.根と葉の上の方を切る機械、2.残っている皮(葉)を吹き飛ばす機械の2種類が導入され、省力化・スピードアップが実現しました。

母は「畑の枚数は減っているはずなのに、ますます忙しい」とここ1,2年言っていましたが、これには働き手の老齢化が関係しているのだと思います。
昨日実家へ戻ったときにも「ねぎの機械が入ってだいぶ楽になったけど、まだやることがいっぱいある。」と言っていました。

機械の導入で、81歳の母の仕事が少しでも楽になればいいなと思っています。